「未来を明るくしましょう」
心が貧しくなってしまいそうな時こそ、手を合わせる気持ちを大切にしましょう。
不安や怒りはあなたを暗闇に引き寄せる魔物です。
一日に何度も暗い気持ちを積み重ねるより、
一日に何度もキラキラと輝く気持ちを重ねるほうが良いですよね。人生は充実します。
私たちは神さま、仏さま、ご先祖様に護られています。 お墓参りをすると良いです。お仏壇に手を合わせます。お寺に詣ります。それらは必ず届きます。 これからも護られるような生き方、心の持ち方でまいりましょう。そして家族や学校、地域社会、協力できる多くの人と手を取り合ってどのような困難も乗り越えましょう。
子供たちを育み、弱きを守り、今日の生活、役目を守り、自分のできることに力を注ぎましょう。今日も私は未来を育んでいるのです。そしてこのような時こそ「功徳を積むこと」は重要です。自分だけでなく、一人でも多くの生命が幸いとなるように祈り、行動しましょう。
「宥善語録」
他人さまがどうやったら幸せになれるか。
それをよく考えなさい。落ち着いて、
それをよく考えた上で答えを出しなさい。
「このような時にこそ、大切なことを思い出し」
新型コロナウィルスによる混乱の続く中、影響とは関係のない所でも人はお亡くなりになりますし、家庭内がうまくいかない、家を建てても良い時期でしょうか、手術をするのでご祈祷をしてください、子供が産まれました、など相談は日々に多種多様です。 人にはそれぞれの生きている世界があり、また見えている世界があり、目の前に映る景色、課題はこんなにも違うものです。
目の前にある問題も勿論大切ですが、人生を大きく見ると自分は何のために生まれて来たのか。死ぬまでに向き合う課題や、出会い、気付きは何であるのか。このような時にこそ振り返ってみてもらいたいと思います。 そうすると目の前の困難(ピンチ)も実は、自分のいのちを大きく見た所からすればとても大切な場面(チャンス)であることが多いもの。こういう時が、生きながらにして生まれ変わるチャンスにもなるのです。
困難な時にこそ気持ちを入れかえて生まれ変わりましょう! 大丈夫です。 心から手を合わせ、反省、懺悔します。修行だと思って取り組んでみましょう。 そして一度、不安も怒りも、全部手放して無心に祈る大切な時間を作ってみましょう。自分の未来や子孫のためにできることを一つずつコツコツ行いましょう。 お大師さまは必ず気付かせてくださいます。そして、その気付きをこれからの自分の人生に必ず生かしましょう。今日という日がこの先の私を救う一コマとなるはずです。
未来の自分が今日を幸いな日であったと思えるように。今日と明日を明るく楽しく過ごせるように工夫して過ごしてみましょう。
今月は宥善和尚の人生を振り返る文章となりませんでした。ごめんなさい。
三月十七日に宥善和尚の百日忌
「光明真言土砂加持法会」を行いました。
少し前まで真言宗のお経本にはとにかく光明真言を唱えることが大切だと教えていました。今は南無大師遍照金剛とお唱えしましょうとなっていますが、オンアボキャベイロシャノウ~は功徳甚深の御真言です。
※宥善和尚からの贈り物として、「加持土砂(かじどしゃ)」を皆さまお持ち帰りください。
そして宥善和尚(大先生)へ、「ありがとう」と感謝の念を送っていただければ幸いに思います。
日切大師弘元寺
令和二年三月廿一日
※日々のお詣りやご相談、ご祈祷、ご供養はいつものように行っています。
※「疫病除けのお札」を祈祷しましたので、どうぞ必要な枚数を持ち帰り、皆様にお分けください。
玄関や門の上方、外に向かって貼ります。