《 ひとこと 》
・自分にできる施し(布施行)を大切にすることから
それが豊かな未来、子孫の為の徳積みとなる
・本当に願いを叶えたいのならば月参りを
・しあわせに生きるにはまず人間らしくなれ
《 三宝荒神さま 》
大先生は自分で食事が摂れるようになり、会話ができるほど元気になりました。また車イスで難なくお寺に入れるよう、取り付けのスロープをご寄進いただきました。ありがとうございます。今後、車イスの方もどうぞお大師さまのお近くまでお参りしていただけますから、親孝行、祖父母孝行の種と皆さまもなさって下さい。
そして三宝荒神さまは有り難いと性根改めをさせられました。大先生がいつ息を引き取られてもおかしくないような状態が続いていた、先月の三宝荒神さまのお祭りの時に不思議な声が聞こえてきたのです。「(祖父は)まだ生きる、元気になる」と。どなたの声かは分かりませんが頭にトンッと入ってきます。さすがの私もそれには疑いました。ずっとお水さえも喉を通らないのにそんなこと起こりえないだろうって。でも本当に元気になったのです。
長い人生をかけた大先生の祈り、お大師さまと共にある祈り、仏(如来)の呼吸と自分の呼吸をいつも合わせる祈り。この純粋な祈りのたまものでもあるのでしょうが、弘法大師、お大師さまの命の永遠性のなかにあるおかげ、生と死を越えたあの世や未来世にまで続くおかげ、これは如来の加持力と同じものと私は感じます。
お大師さまの尽きることない大悲が私たちの純粋な信じる心にそのまま浮かび上がり、生きることに必要な願い、死を越えた先(の世)に必要な願い、その両方を同時に違和感もなくすくい取ってくださる。
腹が立つのは目の前に起きていることに対する嫌悪感や失望感から起こるものです。ただ大きくは無知、そのことの本質に対する「知らない・理解の及ばず」から起こるもの。実際のところ自分の心の相は如何様なものなのか。
お大師さん(弘元寺)にお参りする一番の醍醐味はそれを知るところにあるかもしれません。
もちろん大きなご利益つきです。健康、繁栄、調和、良縁。三宝荒神さまや、弁財天、毘沙門天、お地蔵さまの護摩にまたお参りください。ただお寺に来るだけで「徳」は積めるものです。氏神さまの神社、先祖のお墓、親の顔を見にいく、お寺に足を運ぶ。どれもよいことです。
《荒神さまのお祭り》には何かお供え物を手に持ってお参りください。
ご先祖さまから、さまざまな神さま、いいものも悪いものも、あらゆる生きものが祭壇にお集まりし、人間界でいうところの大宴会をします。その為のお供え物、揚げた砂糖菓子、酒、お餅、赤飯、手作りしたもの、菓子、フルーツ、なんでも良いです。 拝み終わった後は皆でいただき、家にお持ち帰りいただきます。よろこびのお裾分けをしましょう。
《 できごと 》
・毎週木曜日の夕方は市民病院にボランティア一号として、緩和ケア病棟に臨床仏教師(カウンセラー)として奉仕させていただくことになった。…泰教
・8月16日、愛媛の俊式さんのお寺において初めて柴灯護摩が厳修された。夜のしずかな境内、大きなご先祖様の送火登る光景はとても美しかった。
・御寄進のあったことから、大きな太鼓を新調する為に茨城県の職人さんを訪ねた。波切不動寺の法忍さんや先生とも相談し、もう少し立派な太鼓をお寺に置きたいと考え、続けて御寄進を募っています。末代まで残るよう太鼓の中にお名前を記入します。
・今年は10月30日が柴灯護摩のお祭りです。柴灯護摩に向けての準備、修行が始まりました。
《 来月の行事予定》
24日 滝修行 5時出発 見学も可。一緒にどうぞ
地蔵護摩 9時 日中のお護摩にどうぞお参り下さい
27日 三宝荒神 20時 自身の心を静めてお祈りをします
9月3日 毘沙門天 20時 福徳智恵のご利益
4日 水子地蔵 10時 水子諸霊供養
9日 三宝荒神 20時 家内安全と健康長寿
21日 大師縁日の護摩 20時 写経奉納・月参り
24日 弁才天、護摩 20時 良縁・繁栄